赤ちゃんの初めての歯磨きは「ガーゼ磨き」から!
こんにちは。
岐阜市平和通りの「長良きとう歯科」です。
赤ちゃんの最初の歯磨き「ガーゼ磨き」。
「ガーゼ磨き、どうやればいいんだろう?」と不安な人もいるのではないでしょうか。
今回は、ガーゼ磨きのやり方やコツをご紹介します。
【1】綿100%のガーゼを小さくカットする
【2】カットしたガーゼをぬるま湯で湿らせる
【3】ガーゼを人差し指に巻き、赤ちゃんの歯の表面と裏面を優しく拭く
ガーゼ磨きの回数は、1日5回程度が目安です。
授乳後や離乳食の後、寝る前にガーゼ磨きをして、赤ちゃんのお口の中を清潔に保つようにしましょう。
赤ちゃんは唾液の量が多く、唾液による自浄作用も高いので、歯磨き粉などを使わなくても、ガーゼで歯を拭いてあげるだけで、十分きれいになります。
■ 抱っこしながら行う
スキンシップの延長で、赤ちゃんにお口の中や口まわりを触られることに慣れてもらいましょう。
ガーゼ磨きを嫌がらなければ、歯ブラシを使った歯磨きへの移行もスムーズにできるはず。
赤ちゃんがリラックスできるよう、抱っこできる体勢で行うのがポイントです。
■ 赤ちゃんが嫌がったらいったんストップ
赤ちゃんの機嫌次第では、歯磨きを嫌がることも。そんなときは無理に続けず、ストップしてあげましょう。
ガーゼ磨きの段階では、赤ちゃんは甘い食べ物は食べていないので、「歯磨きしなきゃ」と神経質になる必要はありません。
少し時間を置いてから、再度チャレンジしてみましょう。
■ ガーゼ磨きができたらいっぱい褒めて
赤ちゃんがガーゼ磨きをしてくれたら、たっぷり褒めてあげてください。
ママやパパが褒めてくれたら赤ちゃんも嬉しくなり、歯磨きが楽しい時間になることでしょう。
■ ガーゼ磨きに役立つグッズも
最近では、ガーゼより手軽に使える、さまざまな歯磨きシートが販売されています。
● 歯みがきナップ
● 歯磨きシート
これらの商品では、歯磨きシートが人差し指に被せられる袋状になっていたり、素材がメッシュ状でデコボコしていて赤ちゃんの歯の汚れを取りやすくなっていたりします。
ガーゼ磨きの目的は、お口の中をきれいに保つことと、歯磨きに慣れてもらうこと。
奥歯が生えてきたら、歯ブラシへの移行時期です。
赤ちゃんがずっと健康な歯で過ごせるように、赤ちゃんの口腔ケアで気になることは、歯科医院にお気軽にご相談くださいね。